令和六年二月十四日（晴れ）｜神さなの祝福

バレンタインは私に関係ないけれど、ちいかわ限定のカップがあるので、自分から自分にプレゼントをするなんていいじゃん。 日本では、バレンタインの日は、女の子が男の子にチョコをくれるってことが知っている、アニメから。だから、昨年はちょっと気になった。あの時鈴木さんとナナちゃんとの関係が悪くないと思ったので、チョコをもらうかなって思った。まあ、もちろんなかった。まあ、ないことは普通だね。アニメなんて、嘘だ。 そういうわけで、今年は全然気にしてなかった。でも意外にも、ナナちゃんからチョコをもらった。ナナちゃんは優しいんだね。今年は研究室の人たちと仲良くしてるので、みんなにチョコをあげる。「来年彼女からチョコもらえることを祝福します」って書いてあった。ふふふ、感動したわ。こんなに優しい子が研究室にいるなんて、神さまありがどう。まあ、私みたいな人間を好きな人がいないことがよくしているので、神さまの派遣するナナちゃんの祝福でも、効かないわね。 ちなみに、私と鈴木さんはもう対話できないNPCのような関係になるので、もちろんないんだね。鈴木さんは憧れる先輩にくれるんだね。この先輩は今日、修士の卒業発表をした。先輩は卒業するぞ。鈴木さんは悲しそう。ふふふ。っていうか、うちの研究室の修士は発表なので、私たちは出席しないといけない。わあ、これはめんどくさい。 そうだ。東ちゃんは私にバレンタインのプレゼントをくれた。よかったね。私は無理やり求めるんだけどね。プレゼント、期待してる。いつ届くか分からないけれど、とにかくわくわくしてるんだ。っていうか、もしかして神さまの祝福はこっち？ 本日は原稿の修正を終わらせた。そしてResponse to Reviewersに行った。いろいろ説明するのはめんどくさいけれど、まあ、仕方がないわ。できる限り優しく説明するんだなぁ。夜までには一人目のコメントに対する下書きを書いた。明日は二人目に行こう。 じゃ、おやすみ。

図１　ナナちゃんからのプレゼント

図３　帰り道