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全国から寄せられた優れた俳句を選ぶ「ＮＨＫ全国俳句大会」が開かれ、家族への思いや日常の何気ない様子を巧みに表現した作品が披露されました。
この大会はＮＨＫとＮＨＫ学園が全国で俳句に親しむ人たちから作品を募って優れた俳句を発表するもので、今年は「一般の部」と中学生以下の「ジュニアの部」に合わせて８万４０００あまりの作品が寄せられました。
このうち、「一般の部」では５人の作品が「大会大賞」に選ばれました。
「すらすらと無理言ふ妻や冬日和」。
神奈川県秦野市の浜岡健次さんの作品は、妻の明るく振る舞う性格を「冬日和」という言葉で表現し、魅力的な妻が描かれていると評価されました。
また、兵庫県姫路市の橋本正幸さんの「太陽を引きずり走る青蜥蜴」は、日に照らされた蜥蜴の素早い動きを大きなスケールで伝えています。
大会の模様は、来月１４日土曜日の午後３時からＮＨＫのＥテレで放送されます。