猫になりたい男
学生时代写的小短文。
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神の庭で、判決を待っている死者たちが並んでいる。 死者たちにとって、この判決は非常に重要だ。 生きていたときの罪を計算し、来世は何に生まれ変わるか、動物か人間か虫か猛獣か貧乏の人の子か金持ちの子かを神様が決めてくれるから。 今判決を受けているのは町に行けばどこでも見えるのような目立ったない二十代の若者だった。 神様は手帳を見ながら、目の前の若者と話した。 「お主は生きていたとき何も大事に至るような罪を犯すことはなかった。ただ虫を挟んで潰したぐらいだ。そういうわけで、来世、お主はまた人間になる。生まれる家族は普通のサラリーマン家族だ。よいか。」 神様の話を聞いて、若者は何も言わなかった、ただ頭を垂れて、ずっと足元を見ているだけだった。 「異議なしなら下がりなさい。」 「…異議があります。」 突然、若者は言った。 「お?ではさっさといいなさい。」 神様はちょっとうんざりした。 「一つのお願いがあるんですけと。」若者は他の人が聞こえないぐらいの声で呟いている。「来世は僕を、僕を捨て猫に生まれ変わらせていただけませんか。僕は、捨て猫になりたいんだ!」 これを聞くと、どんな奇妙な人間にも会ったことがあるような神様さえもびっくりした。 「猫になりたいなら理解できるが、しかし何故、特に捨て猫になりたいのか?」 「実は、こんなことがあったんです。」 若者の声は興奮のため震えている。 「僕には、好きな女の子がいます。しかし僕は本当に立派な弱虫でした。臆病で声をかけることさえもできなくて、ただ遠いところであの子の姿を見ているだけでした。あの子は本当に優しくて心がきれい人でした。町で捨てられた子猫を見たらすべて拾って帰る、一度外れたことでもない。この僕は、もし猫になってあの子のそばにいられれば、人間をやめても構いません!」 神様はそれを聞いて、仕方なくその若者を捨て猫にした。 そして、捨て猫になった若者は毎日電柱のそばの段ボール箱の中で自分が好きな女の子を待ている。 ついにある日、彼女が現れた。 「まあ、なんてかわいい子猫なの。」彼女は猫になった若者を見て、顔がほころんだ。そして猫を抱き上げた。 やった!彼女に選ばれた! 若者は喜びに浸っている抜け出すことができないでいると、突然、背筋が寒くなるような言葉が聞こえた。 「ちょうどうちのワンちゃんのおもちゃが壊れたばかりだから、新しいのとを換えなきゃならないなぁ。」