里親の力生かして　震災孤児１１３人に

東日本大震災で両親が亡くなったり、ルイヴィトンコピー行方不明になったりしている１８歳未満の子どもは１１３人（２１日、厚生労働省まとめ）。阪神?淡路大震災の６８人を上回る。残された子どもたちに必要な支援は。私たちができることを考えた。（鈴木久仁子）
　全国里親会がこのほど東京都内で開いた報告会。３月下旬に被災地に入ったスタッフが状況を説明した。
　被害が大きい岩手、宮城、福島各県には登録里親が３６０家庭あり、犠牲者も出た。懸念だった震災孤児については「行くあてのないような子どもは確認されなかった」（里親会）という。
　また養育が困難になった子どもが暮らす児童養護施設は、ブランドバッグ３県とも大きな被害はなく、震災孤児を受け入れる態勢を整えているという。
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　震災後、会員に孤児受け入れの意思を確認したところ、全国で１５３９の家庭と２９のファミリーホームが手を挙げた。神戸市でも３５家庭が名乗り出た。ただ、震災孤児の多くは親戚らと暮らすか、被災地の里親に委託できる状態にあるという。
　阪神?淡路大震災でも、両親を亡くした子どもは祖父母や親戚らに引き取られ、里親に養育されることになったのは１人だった。
　２００２年の児童福祉法改正で、ブランド腕時計３親等以内の親族が養育する場合、１人につき最大月額４万７６８０円の養育費が国から支給されることになったが、一般にはあまり知られていない。会は、窓口となる地元の児童相談所での周知徹底を求めるとともに、当事者にも申請を呼び掛けている。
　里親探しに取り組む家庭養護促進協会（神戸市）には、震災後「被災地の子どもを預かりたい」といった申し出が市民から多数寄せられた。報告会に参加した主任ケースワーカーの米沢普子さんは「他人の子どもを招き入れるのは簡単なことではありません。でも、これを機会に里親制度に関心を持ってほしい」と話す。
　里親として登録されるには、熱意だけでなくアバクロ 通販、一定の研修や経済的な条件が求められる。兵庫県内には２０３家庭が登録しており、このほか短期間子どもと過ごす週末里親や季節里親に取り組む人もいる。
　「傷ついた子どもたちが大きくなるまで、長い時間がかかります。阪神?淡路大震災の経験から、子どもたちを地元から離さずに支援する道を探りたい。もし一時的にでも子どもの養育が必要になれば、いつでも受け入れられますと発信していく段階です」アバクロ 激安と米沢さんは話す。
　１６年前の震災では、交流があった子どもを心配した里親が遠方から施設に来たり、被災した里親を成人した里子が自宅に一時呼び寄せたりするなど、被災地にはいくつもの家族の絆があった。
　全国里親会は、「大震災こども救援基金」を設け、子どもだけでなく被災地の里親家庭も支援していきたい考えだ。
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