天声人語2013年02月22日(金) 乍暖还寒 注意防火
日本にやってきた異国の人の「発見」に教えられることは少なくない。明治時代に東大で教えた英国人チェンバレンは、日本語には火事をめぐる語彙(ごい)が多いのに驚いた。付け火や粗相(そそう)火(失火)、貰(もら)い火をはじめ火事見舞いまで多々あげて、「これでも半分にもならない」と記している▼
很多事情都受教于来日外国人的“发现”。明治时代在东大教书的英国人张伯伦曾惊讶地发现日语中有很多跟火灾相关的词汇。从放火、过失起火、邻火烧身到火灾慰问,他列举了很多例子。并写道:“这还不及总数的一半。”
多彩な語彙の背景を、木と紙でできた都市ゆえだろうと説いていた。火災の多発が風俗や習慣に深く根をおろしている、と。なるほどと思って読んだその著作を、東京の老舗そば店「かんだやぶそば」の火事で思い出した▼
他解释说,由木头和纸构建而成的都市,是丰富多彩词汇形成的背景。而且火灾多发对风俗和习惯影响颇深。东京的一家老字号面店“神田藪蕎麦面”的火灾让我想起这部读了让人恍然大悟的著作。
東京都の歴史的建造物でもあった木造の、残念な災難だった。大空襲にも焼けず、作家の池波正太郎が「むかしの町の香りを辛うじて残している」と懐かしんだ一角の店である。食通で鳴らした池波は、あの世で嘆息していることだろう▼
这场灾难令人遗憾,因为这是东京都的一座历史性木质结构建筑物。这家著名的店当年在大空袭中也没烧毁,作家池波正太郎曾怀念称:“多不容易才留下来古街余香”。以吃见长的池波想必在天堂也会惋惜不已吧。
人の被害のなかったのが救いだが、全国を見れば連日、火災で命が奪われている。犠牲者は毎年1~3月が図抜けて多い。炎の跳梁(ちょうりょう)を最も用心すべき季節である▼
虽然庆幸没有人员伤亡,但全国范围内连日来都有生命被火灾夺去。每年1-3月死亡者最多。这个季节最应该注意火灾肆虐。
わけても高齢の人は細心を尽くしたい。長崎のグループホームで4人が亡くなったのは記憶に新しい。年間死者の6割強が65歳以上という現実は、誰にとってもひとごとではない▼
特别希望老年人细心。长崎一家养老院四人死亡的消息仍记忆犹新。每年死者有超过六成是65岁以上的老人,任何人都不能对这一现实置身事外。
この国では「火事はいつも恐れられている敵である」とチェンバレンは書いた。木と紙の家並みは変わったが、言葉は今も意味深い。時は流れても、燃えさかって生命財産をなめる炎は敵でしかない。折からの寒波、心の拍子木(ひょうしぎ)を忘れず鳴らしたい。
张伯伦写道,在这个国家“火灾是时刻令人恐惧的敌人。”虽然现在已经几乎不存在木和纸构建的房屋,但这番话对现在仍有很深的警示作用。虽然时光流逝,可熊熊燃烧吞没生命财产的火还是我们的敌人。此时寒潮来袭,希望不要忘记多敲敲心中的那块惊堂木。
很多事情都受教于来日外国人的“发现”。明治时代在东大教书的英国人张伯伦曾惊讶地发现日语中有很多跟火灾相关的词汇。从放火、过失起火、邻火烧身到火灾慰问,他列举了很多例子。并写道:“这还不及总数的一半。”
多彩な語彙の背景を、木と紙でできた都市ゆえだろうと説いていた。火災の多発が風俗や習慣に深く根をおろしている、と。なるほどと思って読んだその著作を、東京の老舗そば店「かんだやぶそば」の火事で思い出した▼
他解释说,由木头和纸构建而成的都市,是丰富多彩词汇形成的背景。而且火灾多发对风俗和习惯影响颇深。东京的一家老字号面店“神田藪蕎麦面”的火灾让我想起这部读了让人恍然大悟的著作。
東京都の歴史的建造物でもあった木造の、残念な災難だった。大空襲にも焼けず、作家の池波正太郎が「むかしの町の香りを辛うじて残している」と懐かしんだ一角の店である。食通で鳴らした池波は、あの世で嘆息していることだろう▼
这场灾难令人遗憾,因为这是东京都的一座历史性木质结构建筑物。这家著名的店当年在大空袭中也没烧毁,作家池波正太郎曾怀念称:“多不容易才留下来古街余香”。以吃见长的池波想必在天堂也会惋惜不已吧。
人の被害のなかったのが救いだが、全国を見れば連日、火災で命が奪われている。犠牲者は毎年1~3月が図抜けて多い。炎の跳梁(ちょうりょう)を最も用心すべき季節である▼
虽然庆幸没有人员伤亡,但全国范围内连日来都有生命被火灾夺去。每年1-3月死亡者最多。这个季节最应该注意火灾肆虐。
わけても高齢の人は細心を尽くしたい。長崎のグループホームで4人が亡くなったのは記憶に新しい。年間死者の6割強が65歳以上という現実は、誰にとってもひとごとではない▼
特别希望老年人细心。长崎一家养老院四人死亡的消息仍记忆犹新。每年死者有超过六成是65岁以上的老人,任何人都不能对这一现实置身事外。
この国では「火事はいつも恐れられている敵である」とチェンバレンは書いた。木と紙の家並みは変わったが、言葉は今も意味深い。時は流れても、燃えさかって生命財産をなめる炎は敵でしかない。折からの寒波、心の拍子木(ひょうしぎ)を忘れず鳴らしたい。
张伯伦写道,在这个国家“火灾是时刻令人恐惧的敌人。”虽然现在已经几乎不存在木和纸构建的房屋,但这番话对现在仍有很深的警示作用。虽然时光流逝,可熊熊燃烧吞没生命财产的火还是我们的敌人。此时寒潮来袭,希望不要忘记多敲敲心中的那块惊堂木。
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